2022.11.18 コラム
解説画像付きでお手軽!サイト・施設紹介をもっと豪華に! 【Blender】
・立体的な施設の地図イラストが欲しい・・・
・色々な角度から施設を見たようなイラストが欲しい・・・
上記のお悩みをお持ちの方には特にオススメです!
今回作成するもの
今回はこちらのような平面の地図から、立体的な地図の画像を作成して行きます。
さらに細かく作りこむと、こちらのような画像も作成できます。
(こちらの画像はレンダリング後にPhotoshopで色味を調節しています。)
用意するもの
・立体にしたい地図
・Blender 地図を立体的にするのに使います
・Photoshop イラストの色や雰囲気を調節するのに使います
それでは早速作成工程を追っていきたいと思います。
作成工程
STEP1:カメラの準備
カメラの位置をX軸Y軸を0にし、Z軸(高さ)は適当な位置に置いておきます。
カメラが真下に向いた状態で、カメラオプションの下絵ボタンをクリックし、立体にしたい地図を選択し「下絵」として設定します。
カメラのフレーム方法は「フィット」深度は「前」に設定しておきます。
不透明度は50%程にし、後ろが透けるようにしておきましょう。
STEP2:地図の土台を準備・区画整理
次に地図の土台となる平面を追加します。サイズは「下絵」のサイズより少し大きめにしておきます。
(小さい土台を引き伸ばすより、大きく作って削る方が簡単に作業できるからです。)
土台が作成できたら、「編集モード」に切り替え、地図に沿ってナイフツールで切っていきます。
今回は歩道や建物のある部分を切りました。
STEP3:建物のモデリング
土地を切り離し終わったら、次に建物のモデリングをして行きます。
すべての店、建設物を細部までモデリングすると地図が見にくくなったり、データが重たくなってしまうので、作り込む優先順位を付けます。
STEP4:テクスチャの設定
ここで出てくる「テクスチャ」とは、簡単に言うと「色」と同じ意味合いです。
遂に地図に色をつけて行きます。
今回は一番目立たせたい建物の色を明るく、それ以外は彩度を落として作成しています。
また、さらにメインの建物を目立たせるために窓を透かしたり、マップピンを作成しました。
STEP5:ライトの設置・その他調節
着色が大まかに済んだらライトを配置しながら色味を調節していきます。
この時にイラストの角度を決めます。最終的に書き出したい角度になるまでカメラを動かします。
ライトやカメラが調節できたら書き出して完成です。
メリット・デメリット
ここで、今回の手法でイラストにした場合のメリットとデメリットについてお話しします。
■メリット
・色や質感が簡単に変えられる。(建物の追加なども簡単に行えます)
・別の角度から見たものも簡単に作成できる。
・リアルなものから手描きイラストのようなものまで変更できる。
・blender内でアニメーションが付けられるので、下のような動画が簡単に作れる。
■デメリット
・広い地図や高解像度で書き出すと処理に時間がかかる。
・細かい模様は潰れてしまうことがある。
・3Dっぽいな・・と感じるところが出てきてしまう。
以上がメリットデメリットです。
まとめ
いかがでしたか?
今回はシンプルな地図の立体化に挑戦しました。
次回は館内マップを作成する手順を追って行きますので、是非ご覧下さい。
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